今朝の新聞のスポーツ欄は昨日のライスボウル(アメリカンフットボール)の結果が大きく取り上げられていました。
華やかに立命館大学の日本一が取り上げられている下に、小さな記事を発見しました。
チーム活動支援ビラ配り求める ~旧オークス選手~
昨年末にチームが解散となった社会人アメフット・旧オンワードオークスの選手達が3日、ライスボウルが開催されていた東京ドームの最寄り駅周辺で活動継続への協力を訴えるビラを配った。
旧オークスは現在、選手らが自主運営事務局を組織。
約70人で来期からも引き続きXリーグ1部での活動を目指している。
ただ、旧チーム運営会社が昨年末、日本社会人アメリカンフットボール協会に退会届を提出。
現行制度では選手達で新チームを結成した場合は、新規加盟扱いになり、3部からの出場になる。
この日は選手、スタッフら40人が参加。
新チームが来季もXリーグ1部で活動できるよう、協会に要請する署名への活動を求めた。
旧オークスは07年には日本一になり、今季もXリーグ決勝トーナメントの準決勝で、優勝したパナソニック電工に敗れた強豪。
09年1月4日日曜日 朝日新聞朝刊 11面スポーツから引用
3部からのスタートなら、毎年優勝して昇格しても、1部に上がるためには最低2年間かかります。
その間に、有望選手は他チームに移籍してしまう可能性がありますから、ここは是非とも特例を採用してもらって、1部リーグ継続で是が非でもお願いしたいところです。
自分が在籍した(たった2年間でしたが)は、各大学から有名選手を獲得し、専用グランドにクラブハウスやトレーニング室、選手寮までつくられて、会社にも、チームにも勢いがありました。(バブルをむかえる前でしたが・・・)
しかし、一昨年、ライスボウルを制して、日本一になったチームが2年後廃部・・・・誰が予想していたんでしょうか。
これってトヨタショックやソニーショックと同じですね。
80年代、90年代日本のアメリカンフットボールをオンワード、レナウンのアパレル2社が引っ張ってきたのは紛れもない事実。
しかし、過去ライスボウル6年連続出場という偉業をやってのけた常勝軍団・レナウンローバーズも、03年突然の解散。
今回オンワードオークスも昨年末、同じ結果になってしまいました。
アパレル2社にとって、昨今の百貨店動向が大きく影響していますね。
私がチームに在籍していた89年のパールボウル、決勝はオンワードVSレナウン。
同じアパレルのコンペチター(競合)、東京ドームは双方負けじと、社員・その他関係者を動員して、ものすごい観客と応援でした。
確実に、当時の日ハムより観客は多かったと思います。
まさに栄枯盛衰・光と影・・・ですね。
日本一を夢見て、他のチームの誘いを断り、オークスの門をたたいた大学時代の有名選手も多いはず。
そんな方々の大きな夢も、業績不振というだけで簡単に打ち崩されてしまうのです。
どうも企業は雇用も含めて、ハードランディングが続いていますね。
ライスボールの当日、ビラ配りをしていた旧オークスの関係者の皆さん、本当に寒い中よく頑張られたと思います。
皆さんの想いは、必ずみんなの心に届くと思います。
どうか皆さん最後まで“夢をあきらめないで”ください。
私も遠い地で、新・オークスの一ファンとして応援をしています。


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そんな活動をされているのですね。
以前のブログ記事で解散の事は聞いていましたが、再開する場合のハードルが高いですね。
例えが違うかもしれませんが、ホンダのF1撤退もそうですが、そこに賭けていた人たちの気持ちを考えると、すごく複雑です・・・
なんとか思いが届きますように・・・
本当につらい事が続きますね。
企業にとって社会人スポーツからの撤退は、決して良いイメージにはならないと思うのですが・・・。
企業のスポーツからの撤退は、日本の勢いや良さが失われるようです・・・。
ポチッ
スポーツ文化への貢献は
企業のCSRの一環で
あくまでボランティアですからね~
広告が期待できる面もありますけど
有名スポーツ以外では
費用対効果よりも
社会貢献度が強いと思います。
スポーツ運営で黒字化していないと
こういうときに一番にカットされてしまいます。
社会貢献をビジネス化する必要性は
こういったときに感じます!
こんな時こそ
すべきことが分かりますね~
諦めずに効果的な経営が出来るスポンサーを探すのも
スポーツ振興のためにいいのかもしれませんね~
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