そこには、春のVCイベントの動員予定表と2月・3月・4月の受注結果速報が送られてきました。
受注結果速報を見れば、なんと私達の会社は近畿で最下位になっていました。
そりゃそうですね。
この3ヶ月受注はゼロでしたから。
「おかげさまで○○の家が全国○万棟になりました」なんて、ツールを作っているくらいなので、競争の原理、順位をつけてのデッドレースを煽り立てることが、どこのFC、VCもやっている手法です。
でも、こんなのを見せつけられたら、あまり楽しいものではありませんね。
VCから「お荷物ビルダーは去れ」という声が聞こえてきそうな資料です。
元・VC関係者からは、「もうVC辞めてオタクは、古民家再生でもやったらぁ」と心ない一言。
気持ちは一気に「ネガ」の方向へ。
でも、「思考は実現する」を学びましたから、すぐに(実は・・・(笑)ちょっと時間かかったかなぁ)リカバーしました!
着工棟数争いで“しのぎを削る”ところは、「いい刺激」になっていいのかも知れないですが、半分近くのビルダーが受注棟数2棟以下です。
土地込みでやっている分譲系も、建築のみでやっている注文系もさまざまな中で、この「レース」はどういう意味があるのでしょうか。
VCの定期会合でも、この速報は毎回配られます。
みんなの場でさらけ出されて、ダメビルダーの人間達ってレッテル貼られているようなもの。
でも本当にたくさん建てて、地域一番店になるというのが本当に正しい姿・・・なんでしょうか?
実際、去年(建基法の改正の影響)に比べて着工数は、勿論伸びている(ご存知のように着工数激減による大混乱から一部是正)のですが、戸建て持ち家の伸びはごく僅かなのです。
私が思うことですが、地域密着路線のビルダーが"拡大路線”を選ぶことは、本当に危険なのです。
家を建てる「ビジネス」と割り切るのなら、それも良いでしょう。(自分は絶対にできませんが)
今、拡大路線を歩もうとするなら、「人を増やす事」が必要です。
特に受注単価が高額なお客様層が中心なビルダーと違って、VC加盟店が狙っているお客様層は、年収4-500万の30-40世代サラリーマンのご家族。
生産性を高めたローコスト路線を歩もうとすれば、「薄利多売」「スピード受注」「短工期」は必須。
万人受けする販促(折込チラシ中心)で、お客様の層を特に絞り込まずに、広くたくさん集める。
そしてその中から、ふるいに掛けて、購買意欲が高い人から刈り取っていく・・・という狩猟型と呼ばれるやり方。
ということで、営業マンの人数も、現場担当の人数もある程度必要になってくるのです。
だからこの路線に入りだすと、人の入れ替わりも激しくなり「人集め」を絶えずするようになります。
順調に行けば、どんどんと大きくなっていくはずですが・・・・・・ここで少し考えなければなりません。
少子高齢化に伴う人口激減です。
今、道路にもメスが入っていますが、建築にも同じ事が起こっています。
郊外の空家の数も、どんどん増えてきている。
高齢者になると、病院、交通機関などインフラが充実した、都心のマンションに住むと言う方が増えてきている。
このような中、ピークを過ぎ去った部門に人を投入して拡大路線を歩んでどうなるのか・・・。
この辺が疑問点であります。
恐らく、「人がいらなくなれば切ればいい」という発想なのかも知れませんが、地域密着路線の大きなポイントは、物や価格ではなく『人』でつながっていくものだと考えます。
担当していた営業窓口、現場窓口の人が辞めた・・・と何年後かに聞けば、OB施主さんはどう思いますか?
あるビルダーの社長さんは「そんなの関係ねぇ」(もう古いか・・・)って言ってました。
そして、頑張っていたけど空回りの営業マンを半年くらいで切ってました。
後から聞いたら、その方結婚が決まっていたそうです。
そんな話、見込みのお客さまに、その営業マンが話していたらどうでしょう。
絶対にその見込みのお客様は、ぞのビルダーでは建てないし、知り合いに「あそこどう?」と聞かれたらなんて言うでしょうか?
私だったら、社員を大切にしない会社が、OB施主を大切にできるのか・・・という普通考えますね。
地域である一定数のシェアを取ってから、次の展開はリフォーム&建替え・・・という発想もあるかもしれません。
でも、刈り取りでローコストの新築を扱っていた営業マンが、頭を切り替えてやっていけるのかと言えば、甚だ難しいと私は思いますね。
生産性重視では、なかなかやっていけない世界ですから。
机上の世界なら、競争の原理で倍倍ゲームは可能ですが、もう現在は経済成長下ではないということが抜けていることが多いですね。
日産を再生したゴーンさんも中長期の売上・利益のコミットメントを控えたそうです。
その理由は、「社員の恐怖心」を懸念したそうです。
あのゴーンさんでも、急展開する世の中の動きに、2、3年先のことが見えないと仰っています。
わずか4、5年前の成功例でも、現在では通用しないという事なんですね。
コツコツと一歩一歩、歩む事ぜーったい大切だと思いますよ。
今週末は、プランのお客様とのアポイントが3件あります。
こちらは「狩猟型」とは違った、時間つながり、人つながりの皆さんです。
先週、契約しましたので、これでゼロは脱出です。(やはり引きずっているネガ人間か・・・笑)
VC・デッドレース最下位のビルダーは、コツコツですが、自分たちに合ったやり方で、地味に一歩一歩進んで行きますよ。
ポジティブマインドで、頑張ります!

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ありがとうございます。
じっくり腰を落ち着けて地元でがんばります。それが逆に一番の近道だと思います。
acbさん
そうです。今蒔いている種が芽を出し、花を咲かせるまで、じっと我慢で頑張るしかありません。自分の思った路線を歩んでいるのですから、当然ですね。
たかが実績 されど実績っていうのがつらいところですね。
お客様の支持も含めって棟数に表れるって言われちゃいますからね。
もうすぐ逆転してやる 今は仕込みのときだ!っていうことですね。
農耕型で しっかりした根を張っていけば必ず結果に現れます。
逆に 来年の発表は楽しみだなってみんなと話したらいかがでしょう
ポジティブを通り越しているでしょうか?
ポチッと!
新建さんにも、新築一本の事業に対しての、危険性が書かれていました。
中古のリノベーションや「今あるものを再利用する」という形が、主流になっていくのでしょうね。国の方向性が変わったことを信じようとしない人たちは、まだ多いですから。
tatsuroさん
人のため・・・そうですね、これからは社会性のない仕事は、評価されなくなっていくようです。
YHさん
おっしゃるように、ファミリー世代の4LDKから、シニアになってからの生活・・・ペットと共生できるための家みたいな方向性が必要なのでしょうね。
YHさん、発想の展開が必要だと私も思います。
優希さん
私も近江商人のような形態が最高なんだと思います。
三方良し・・皆が幸せになって、自分達も潤うというようなビジネスモデルがこれからは必要ですね。
自分だけが・・・という考え方では、上手く動いていかないように思うのです。
人を騙して行う商売はいつか大きな痛手を受けます。
しかし、短期的には大きな利益が転がり込むんです。
まぁそうやって得た利益では
幸せな人生を送るのは難しいですけどね〜
意図しようがしまいが、
何も知らない人を騙し、人を悲しませて
自分だけ得をしようという考えは
結果として自分に返ってくるもんです。
地道は辛いですけど、幸せを広げる行為で
大きく利益を得る方法を考え出す事が
本来の仕事だと思います!
短期の業績はイマイチでも、gonsukeさんなら大丈夫です。中期で見れば、きっと逆転していると思いますよ!
少子高齢化で進むのは、世帯人員の減少。世帯数は減りませんが、単身や2人世帯が大半になります。
ということは、今までのような4LDKタイプ中心ではなくなるのかもしれません。
部屋数が少なくて住みやすい家、趣味や特技を生かせる家、掃除が簡単な家・・・。
長期的には、発想の転換が必要なのかな〜って素人考えです。
ポチッ
人は感じて動くし、会社も世の中も人のものです。
確かに利益や拡大は大事なことかもしれませんが、人のためということを考えるとき、方向が決まるのだと思います。
それはモチべショーン下がってしまいますね。
本部の言いたいこともわかりますが、本部こそお客さんの目線を忘れてはいけませんよねぇ。
身内の棟数確保に懸命になり過ぎず、長期的な視野も大事なはず・・・
昨日の新建さん講演で話しをされたコンサルもVC本部とやはり同じような負雰囲気でしたよ。
お客さんの人生や国の将来なんて視野にないのかなぁ。
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