高度経済成長時代、人口が増え続けた我が国で、右肩上がりの成長に特に恩恵に支えられてきた住宅業界。
その時の『成功事例』や『長年の経験』が強い力となって、業界の成長を遅らせています。
恩恵を被った方々の強い執念がそうさせているのでしょうか?
実際、オンワード、マクドナルドと、衣・食・住の業界を経験してきた私もそう思います。
マクドナルド(以下マック)には、"QSC+V”という会社の経営理念があります。
その理念に基づいて、クルーと呼ばれるアルバイトレベルの人にまでQ(品質)S(サービス)C(清潔さ)+V(価値)について、ミーティング行い、問題点をピックUPして、改善のアクションを行うといったものでした。
また、人材のスキルUPについても、トレーナーという立場のクルーが、育成計画を組んでトレーニングしていました。
マックが扱っている商品は、平均単価数百円の商品です。
でもそこで働く人々がこんなに真剣に語り合っているのです。
しかし我々が扱っている住宅や商品はそれに比べて非常に高額です。
それなら問題点のピックUP、改善アクションってマックの比じゃないはずです。
でも、流されていますよね。
「仕方ない」という事で。
QSC+Vの観点で建築業界に当てはめてみると、工法であったり、木材や建材の素材、設備のグレードといったQ(品質)に対してのこだわりは強いところは多いです。
しかし企業努力による無駄なコストの削減、お客様の視線での対応やお客様心理まで考慮したS(サービス)、現場清掃や整理整頓C(清潔さ)にまできめの細かい徹底ができているか、
また、社員個々の意識は高いかなど考えてみると、疑問点が残るところも多いと思います。
QSCが完璧であるといった前提で、プラスアルファ-でV『価値』です。
この点、住宅産業全般に他業界を参考に改善していく事は必須だと思います。
ウチの会社でも先日、ある事例を取り上げて「自分たちはQに拘っているつもりだが、Sの観点から見れば全然配慮が足りなさ過ぎる」とミーティングで吼えました。
どうしても、「売り手指向」、「建築屋指向」の感覚で物事を捕らえてしまうので、バランスが悪いからです。
住宅は自分たちの作品ではなく、そこに住まわれるお客様の大事な財産です。
その視線で物事を考えれば、自ずと答は出て来るはずなんです。
リーダーとして、この部分は毎日積み重ねで、伝えていきます。
でも、この壁を乗り越えれば必ず成長でき、強い組織になれると思っています。
なかなか、長年積み重なった「感覚」をチェンジするのには、エネルギーが要りますね。
先日も、某建材商社の友人と話をしました。
何十年も続けている「旅行セール」を来年も実施するそうです。
現場サイドからは、中止の意見も出たそうなんですが、結局「これを止めて、売上を維持できるのか」「じゃあ代わりの売上UPの案を出せ」と上司から言われて、何も言えなかったそうです。
「今までやってきたこと」を止めるというのは、誰もが勇気が必要です。
でも、時代は10年いや、3年前と比べても大きく変っているのです。
当時から「上手くいっている」というやり方は、今の市場とは全く合いません。
今、量を追っかけるようなやり方を行っても『対投資効果』を得れないのは明白だと思うのですが。
お客様側が、求めているのは「お遊び」では、ないのですから。
着工数が激減している中、分譲住宅の請負をメインにされている工務店さんは大変だと聞きました。
でも住宅業界の「量」の部分を支え続けてきたのは、そういう工務店さんなのです。
今までのお返しの意味でも、切り捨てずに「顧客支援」をバックアップして頂きたいですね。

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コメント有り難うございます。
BNさんに関西アーバン銀行頭取伊藤さんのスピリチュアル経営の資料を頂きました。“使命は社会が喜ぶ経営”とのこと。我々ビルダーも「社会」のためにを考えなければならないですね。
自分の意見を言えるというのは、大切です。この一年、現場で体験したことで、これに変わるものを作り上げてください。
がんばれ!!
コメントありがとうございます。
どれもモノにならなかっただけなんです(笑)。
でも、今の仕事と結びついていますよ。
過去全てベストです。
コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
また、活用事例ブログで紹介してください。
楽しみにしています。
旭ハウスは、建築を始めた当初から付き合いがありますが、聞きもしませんでした。盲点でした。
早速、購入しました。
どうもありがとう!です。
「他業界を参考に改善していく事は必須」ということは、その通りですね。公共工事の業界なんかは、この頃加速的度的に別世界へと向かっているようですよ。
いろいろな分野の経験が活きているようですね。さすがです。
今回自分なりに頑張って私から『中止にしたらどうですか!』と声に出してみました。
今回声にしたことは再来年への布石です!!
もっと声を大にして変えるべきことは変えて行きたいと思います!!
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