大和ハウス工業とミサワホームは住宅用資材の共同配送を始めた。
世界的な資源高を背景にした資材価格の上昇が業績の重しになっており、物流費用の抑制を協力して進める。
将来は共同購入にまでつなげ資材メーカーとの価格交渉力の強化を目指す。
昨年から同様の協力を始めた三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズの三社も共同購入の対象品目を拡大する。
需要低迷と資材高の二重苦にあえぐ同業界の合従連衡(がっしょうれんこう)が加速する。
〜中略〜
住宅大手8社のうち、07年度に住宅関連事業の営業利益が前の期を下回ったのは5社。
住宅市場の低迷や資材高が影響した。
08年度も鋼材価格の高騰などで、旭化成ホームズの資材調達コストは前期から約40億円膨らむ見通し。
今後も調達や配送での連携が加速しそうだ。
日経に目を通せば、何でもかんでも値上げの記事ばかりです。
鉄鋼業界は、石炭や鉄鉱石の減量急騰による年3兆円のコスト増分の8割は顧客企業に転嫁。
自動車・家電・機械・造船・建設・輸出・その他・・・。
建設だけでも負担額は、6000億円強。
ひえーっ。
その他業界では、鉄筋・生コン・合板・ステンレス・銅・・・すべて大幅値上げの話題ばかり。
まあこの状態は、建設資材だけではありませんが・・・。
今日の記事では、遠洋マグロ漁業も重油などの燃料高で、休業が相継いでいるそうです。
これだけ燃料代が高騰すれば、長期に渡る、大変な漁に出ても赤字になるだけ。
マグロ好きの私は大ショックですが、今後価格も急騰するでしょう。
値上げならまだマシ??
今どこのスーパーでも、バターは品切れだそうです。
手に入らない状態で、洋菓子屋さんは本当に確保するのだけでも大変でしょう。
昨日の新聞で食酢が18年ぶりに値上げという記事も。
酢・・・このようなものまで・・・。
小麦、トウモロコシの高騰+包装資材の値上げだそうです。
本当にどんなものでも、原油高の影響を受けて上昇傾向ですね。
資材、原料は、インフレ状況で、どんどん上がっていきます。
この値上げ分が、ついに建築業界でも大幅に価格に転嫁され始めてきました。
1ヶ月単位で急激なアップは、試算したコストに大きく影響が出ます。
元々ドンブリ勘定の工務店は、本当に危険な状態ではないのでしょうか。
それに比べて住宅業界というのは、相変わらずデフレ傾向。
売れ残った分譲住宅やマンションが目立っています。
価格を下げたところで、物件の動きは鈍いようです。
しかも長期金利が5月に入って、急激に上昇。
これに伴い、住宅ローンの金利も上がっていきます。
1ヶ月ローンの実行が遅れるだけで、総支払額は随分と変わってきますので、本当に注意が必要です。
普通のサラリーマンの方が、家を購入しにくい時代へ加速し、住宅業界はどんどん厳しい状況へ進んで行くでしょう。
これから、さらに住宅関係の業者が淘汰されて行くでしょうね。
それに比べて、例のTホームさんは絶好調のようですよ。
知名度は抜群になり、次のステップ・・第2ステージに入ったと言う感じでしょうか。
CMでみのさんも、価格のことより「暮らしぶり」について語るようになりましたから。
ローコスト住宅会社から、さらに次のステージへ。
もうハウスメーカーの領域にも突入してきたようですね。
すごい会社です。
でも、私たち地域密着型小規模工務店は、この状況の中でも歩むべき道は必ずあります。
自分達の「身の丈」にあったやり方です。
「地元」を愛し、「地元」で建てる。
間違っても、Tホームさんと同じ土俵で戦うなんて、無茶なやり方さえしなければね。
それと、今回の日経の記事じゃないですが、共存共栄路線を歩むことですよ。

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