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mr.gonsukeの感謝するから幸せになれる
素直な心・感謝の気持ち・謙虚な姿の3つを日々心がけています。松下幸之助氏、鍵山秀三郎氏の経営学に影響を受けた42歳です。
数と量への宣戦 
数と量への宣戦 

 商売は数と量とが力になる。だがそれは商売の一つの過程であって、それだけであってよいはずはない。政治でも、経済でも、思想でも、友人関係や恋愛でさえ、質という問題があるのを忘れてはならない。

 質があって量があり、数がある。商売の本質についても考えや、繁昌の哲学に欠けていることへの反省が、いまやきわめて重要である。

 商人にも、何よりも精神、魂、こころの問題がいちばん大切なのである。儲かっても、巨大になっても、業界に覇を唱えても、心が空虚で魂は落ち着かず、精神に安住するところがない商人は、人間として不幸であるばかりか、何かがかけているにひとしく、真の経営者とは言い難い。流通革命に乗り出した経営者も、それは果たして革命が必要だからだという信念で、やり遂げたのであろうか。どれだけ世間の人のために役立つと信じてやったのだろうか。

 小売業の本質はあくまでも一人ひとりに幸せを売ることにある。売れている数や量よりも、その内容や人のこころの交流が忘れ去られていては大変なのである。

 投資した人々の満足するだけの配当のために、数と量の戦いだけが商売の本筋でもあるかのように、人を惑わせることに、わたしはあえて宣戦を布告したい。 (倉本長治 商訓五十秒 商人の哲学より)




 これは、我々ビルダーにも当てはまる事です。

 先日もブログで書きましたが、いくら理想を求めても「量」がなければ、職人をまとめることも出来ない。この建築業界、やはり「量」があって初めて、いろいろなことが出来るといった風潮があります。

 年間30棟近く建てられる「成功者」と言われるビルダーの社長とお会いし、いろいろとノウハウや考え方をお聞きしました。非常に参考になることばかりです。

 でも、何かひっかかるものがありました。

 それが「何か」口に出して表現はできなかったのです。

 でも昨日ある人とその話をしている時に、「何か」がはっきりとしたのです。その人も同じ事を考えていたようです。

 実績もあり、立派な人で、言ってる事も納得できる。

 でもその人とお話をしていると、何か引っかかるものがある。

 それは何か?

 それは、「その人が“家を建てる喜びより、儲ける喜びの方が大きいから”じゃないかな」と言いました。

 「それだ!」と私も思ったのです。

 商売は儲けなくてはいけない。でも

 「一人ひとりに幸せを売ること」

「 売れている数や量よりも、その内容や人のこころの交流」

 ここが一番大切なのではないのでしょうか。

 それがなければ、多くの人の心を引きつけることは、難しいと思います。

 人は、「数」や「量」に弱いものです。人間性より「実績」にひざまずく人も多いのです。

「実績」が上がればそれが正解といった考え方は、時代遅れもはなはだしいと思うのです。

 メッキは必ずいつか剥がれてしまいます。

 精神、魂、こころの問題がいちばん大切であると、私も強く思います。


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